家族の病気が転機となった
すべてが変わることになったきっかけは、家族の病気でした。
私のサラリーマン生活は、家族の突然の病気によって一変しました。同じ時期に家族の一人が入院、そしてもう一人が手術をすることになったのです。
その日から介護と看病の日が始まりました。まさか自分の家族に災難が降りかかるとは。それも相次いで。人生何が起こるかわからないものです。でも、いつまで悔やんでいても仕方ありません。毎日の生活は待ったなしでやってきます。
半年の間、会社に勤めながら家の仕事を続けてきましたが、会社と家事の両立は難しいことです。やがてどちらかを選択する必要に迫られ、結局会社を辞めざるを得なくなりました。辞めることは簡単ですが、明日から家のローンや医療費、子供の教育費を確保するためには、どうすれば良いか?
その後、家族の病気は全快しましたが、もう元のサラリーマン生活に戻ることはできません。まずは、お金の問題をどうにかしないと何も始まりません。
失敗の中から積み上げたもの
そこで、それまで学んでいたマーケティングや広告のテクニックを実践しようと、あえて競争の厳しいリフォーム業界で独立したのです。必死になって集客や広告に取り組み、テストを繰り返しました。わずか5文字のコピーを作り出すのにさえ、いろいろと考えをめぐらし、知恵を絞ってきました。失敗すれば何万円、時には10万円以上の大切なお金がアッという間に消えてしまうのですから当然です。
一日20時間働くことが4ケ月近く続きました。倒れてしまったことも一度ではありません。
それでも何度も失敗をしてしまいました。しかし、たまたま偶然が重なって成功するより失敗から学べることの方が多いのです。そのおかげで数多くの経験と失敗を繰り返しながら、貴重な成功実例を積み上げることができました。
会社を辞めるとき、誰にも本当のことを話しませんでした。まわりのひとに言われたものです。
『独立なんて、そんなに甘くないよ』
私のことを本当に心配してくれた人も、
『何も慌てることは、ないんじゃないの』
だいたい、こんな調子です。
でも、その後私はどうなったでしょうか。もう姿、かたちも無くなってしまったでしょうか。
事実は、その逆です。
誰も知らなかった、私と私の会社の名前は、1ケ月後新聞や雑誌に取り上げられました。そして、3ケ月後にはテレビでも紹介されるようになっていたのです。
『どうせ高い広告費を使ったのだろう』と言われてしまいそうですが、私は、一円のお金も使っていません。すべて無料だったのです。公共放送は受信料は払いますが、広告費を払うところではありません。

では、なぜマスコミが、次から次へと取材に来て、私を記事にしてくれたのでしょうか。もちろん、何もしないで待っているだけでは、誰も来てくれません。
実は、マスコミに無料で紹介される方法があるのです。A4の用紙にあなたが持っている情報を書き、マスコミにファクスを送ることをプレスリリースといいます。その情報が記者の目に留まれば、記者が取材にやって来て、あなたや会社のことを記事にしてくれるのです。
そのやり方を知っているか、知らないかそれだけの違いです。
マスコミに一度出ると大きな効果があります。お客さんは、何を信用しているかと言えば、マスコミに掲載された記事です。多くの人はチラシやインターネットの広告より、マスコミが書いた記事に信頼を置いています。
マスコミに出ると、いろいろなメリットがあります
- 多くの人に顔を知ってもらえ知名度、信用度が上がる
- 見込客を獲得するためのコストが下がる
- 成約率のアップに結びつく
いいことばかりです。広告宣伝にどれほどのお金を掛けたとしても、マスコミの記事と同じだけの信用、信頼を得るのは難しいことです。
世の中には、一部の人にしか知られていないことが、たくさんあります。
それは、お客さんを集めるマーケティングや広告の知識でも同じです。これまで常識、当たり前のように思われていることも、よく調べてみると実際は間違っていることもたくさんあるのです。
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